産後の女性の体は特有の変化が起こっています。
出産時に骨盤は、交通事故にあった時と同じ(それ以上)衝撃を受けると言われています。
その状態で家事や赤ちゃんのお世話をすることで体に様々なトラブルが起こってきます。
産後のケアは専門の知識と技術を持った施術を受けないと、トラブルは解消しません。
必ず専門院で施術を受けることが重要です。
産前産後の女性の骨盤はホルモンの影響でゆるゆるの状態です。
ゆるゆるの骨盤は歪みやすく、授乳や長時間の抱っこなどによる悪い姿勢によって産後の骨盤はどんどん歪んでいきます。
骨盤は身体の土台なので、骨盤が歪むと様々な痛みの原因につながります。
産後の下半身太りの原因は
骨盤が開く訳ではなく、骨盤の捩れが原因です!
股関節の捩れが起こると太ももの骨(大転子)が腿の外側に出っ張り、ズボンが入りづらくなります!
さらに太ももの筋肉がガチガチに硬くなり太ももが太くなります。
妊娠中に赤ちゃんの成長によりお腹が広がることで「肋骨が広がり」、
産後、開いたままの状態でいる方が多いです。
肋骨が開いたままの状態になっていると体にメリハリが無くなり
寸胴体型になります。
また、呼吸が浅くなる・腹式呼吸が弱くなるので
肩こりや、自律神経の乱れから疲れやすい体にもなってしまいます。
肋骨と同様に、妊娠してお腹が広がることで腹筋が外側に引っ張られ、
腹筋の真ん中が裂けていきます(腹直筋離開)
が起きています。(産後の8割以上の女性に起こっています。)
この状態が続くと、
ぽっこりお腹や腰痛を引き起こします。
腹直筋離開は自然治癒しづらく、専門院でのケアが必ず必要です。